選挙行く大切さ訴え 和歌山大学で講演会
(しんぶん赤旗・近畿面 2016.05.01)

 2016年4月26日に和歌山大学内で行われた、WAASA(安全保障関連法制の廃止を求める和歌山大学有志の会)主催の講演会を報じた、しんぶん赤旗・近畿面(5月1日付)の記事です。




【文字情報】


しんぶん赤旗・近畿面 2016年5月1日

選挙行く大切さ訴え
和歌山大学で講演会
 WAASA(安全保障関連法制の廃止を求める和歌山大学有志の会)は4月26日、和歌山大学(和歌山市)で「WAASA Open Event ⅲ」を開きました。
 WAASAによる大学構内でのイベントは3回目で、今回は「若者企画」。若者企画代表の服部涼平さん(和大4回生)は開会あいさつで、北海道5区補選について「野党統一候補は無党派では圧倒した。与党に投票した人たちより棄権した人の方が多い」と選挙に行く大切さを訴えました。
 講演したフリージャーナリストの西谷文和氏は、2013年に取材したシリア内戦のビデオを上映し「この時点で17万人が殺された。今や30万人。国がぐちゃぐちゃになってイスラム国がでてきた」とのべ、アメリカによる空爆など戦争が拡大するなか、とまらないテロを示し、テロが戦争で解決できないことを強調。今年2月に取材したシリア、トルコの写真を映し、平和な社会を取り戻すためには平和外交こそ日本の立ち位置だと戦争法廃止を訴えました。
 質疑応答で学生が「どういう行動をしたらいいのか」と問い、西谷氏は「私は戦争法に賛成した人を落としたい。選挙に行こう」と答えました。

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(2016年5月1日入力)