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 パネルディスカッション「民主主義ってなんだろう?」~TALK with SEALDs~ 開かれる。


 3月29日夕、和歌山市栄谷の和歌山大学内で、関西シールズのメンバーを招いて「民主主義ってなんだろう?」を主題にした公開パネルディスカッションが行われ、和大生など57名の参加者が熱心にパネラー発表に聴きいり、質疑や意見交流が活発に行われました。
 まず主催者の開会挨拶で越野事務局長が趣旨説明し、「安全保障関連法制の廃止を求める和歌山大学有志の会」に改称して以後、昨年11月に第1回公開シンポジウムを開き今回は第2回になること、会の略称を英語訳の頭文字で「WAASA(ワーサ)」としたことを紹介。3月の法施行に伴い戦争への動きに一つずつ反対していく必要があるとともに、大学の学問研究には平和と民主主義が前提になるので「民主主義とは何か?」に広げて今回テーマにしたと述べ、真実を貴び学びあおうと呼びかけました。

 続いてパネルディスカッションに移り、パネラーで関西シールズメンバーの大学生3名が15分ずつ発言。



 Tさんは、不完全な存在だがおかしい事には「おかしいよね」と声をあげ始めたとして、デモの他に学習会、シンポジウム、パンフ作りなども続けていることを紹介。自身の体験として、9.11で泣いたアメリカ人が報復に走って中東の子どもを泣かせたことへの疑問、3.11を機に原発について勉強して政府説明や教科書で知らされていない真実を知り、声を多くの人に伝えたくてデモに参加し始めたことなどを語りました。最後に「一国平和主義でなく武力を用いない安全保障を世界に広げることこそ大切」と述べました
 H君(WAASAメンバーでもある)は、誘った和大学生が15人参加してくれて嬉しいと語りはじめ、今は歴史のどこにいるのか考えるとして「国がめざす安保政策に生活を我慢して付いて行くのか」と問いました。昨年の安保法制強行を見、瀬戸内寂聴さんの「青春は恋と革命」という激励を聞いて「学ばなければ」と思った、日本には弱者の悲しい過去と現実が多くある、思考には知識と感性が必要だと述べ、大学を民主主義あふれる場に、選挙を通して長いスパンで良い日本にと呼びかけました。
 O君は運動への参加の経緯やこれからを語りました。3.11は大学1年でデモに対し「ゼロか1か(0/1)思考」から「熱くなってどうする」と否定的だったが、秘密保護法のとき「秘密取扱者適格性」など生活に関わる問題を感じ、教授の「法案は通るかも知れないが傷物に」の言葉で0/1思考がグラデーション認識に変わりデモの有効性を悟った、SASPLで運動したが、その後テーマを民主主義に広げてSEALDsを立ち上げたと紹介。国会議員と選挙民は地方にもいるので地方で運動する意味が有る、署名・デモ・選挙などオプションの多い運動を、一人で全部しなくても分け合ってと述べ、選挙について「代りが無いから安倍」は不健全で「当たり前のことを実現する代表」をと指摘しました。



 休憩の後、パネラーへの質問用紙を集めてから再開。O君がシールズ関西のデモの動画を使いながら、「『私は』と自分の言葉で語るスピーチを大切にしている」「デモは種をまくもの」と説明しました。




 続いて、パネラーが多様な質問に落ち着いた態度で答えました。主な質問は「選挙への市民参加は良いが一部政党だけ推すことになるのでは」「クリスチャンの学生が多いのか」「声をあげにくい空気の中で横のつながりをどう作る」「関西シールズの組織とは」「安保法制が戦争法とはなぜ」「これからの日本の安全保障をどう考える」「1対1の対話も大事では」「違和感のあるコールも」等でした。続いて会場から「H君の『今は歴史のどこ』に感銘」「卒業2年め、心強い」と感想が出されました。
 最後に主催者閉会挨拶で久保氏が、参加者数とカンパ額を発表し、パネラーの発言の特徴に触れつつ、学生中心で会が成功したことを確認し、和歌山大学内での学習を広げていこうと締めくくりました。
(文:柏原 卓)

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(2016年3月1日入力)